ゼミ

 3年生からは指導教員のもとで専門的な勉強を積んでいきます。これが「ゼミ」です。自分の興味のある分野を研究している教員と面談し,2年次の2月末に所属ゼミが決定します。以下が保健体育教室に所属する教員の研究内容,卒業研究テーマなどです。

  

日下裕弘(くさかゆうこう) D104 yuko.kusaka.prof@vc.ibaraki.ac.jp 体育社会学

 子どもの遊びや体験学習、青年のスポーツ活動、体育教師の授業力など、様々なボランティアの実践を通じて(と並行して)、遊び論、スポーツ論、体育論、身体論等を学習します。

 将来、幼稚園、小学校、中学校、高等学校等の教員を目指す諸君を優先します。特に、大学生らしい自由な発想と「主体的な学習」(採用試験等を含めて)を重視します。ゼミでは、教員採用試験に役立つ今日的な教育課題を中心に論作文を作成し、発表し、議論をするという形式で進めていきます。

論文は、4年間の実力の総まとめですから、私と一緒に、自分の(将来も含めた)テーマを見つけて、本気で取り組んでもらいます。過去の論文のテーマには次のようなものがあります。

<過去の卒業研究テーマ例>

・子どもの(自然)遊び・体力づくりに関するもの

・青年のスポーツにおけるフロー(楽しさ)に関するもの

・遊びやスポーツの身体論に関するもの

・小学校教師のコミュニケーション能力に関するもの

・保健体育授業の身体論に関するもの

・小学校の学級経営に関するもの

・身体運動論や運動特性に関するもの

<1月のオフィスアワー>

 月・火・水曜の昼休み(メールでアポをとれば別日でも可)。

  メールや留守電や研究室の入り口のドアの「メモ板」も利用してアポを取って下さい。

 

松坂 晃(まつざかあきら) D105 akira.matsuzaka.d105@vc.ibaraki.ac.jp

 専門は運動生理学で現在の研究テーマは子どもの身体活動です。卒論のキーワードは健康・体力・身体活動・トレーニング・子ども・心機能・呼吸機能・エネルギー消費・肥満・栄養などです。最近は知的障害児の肥満や体力なども研究しています。

<過去の卒業研究テーマ例>

・トレーニング実施時刻と一日の身体活動量,食事制限と一日の身体活動量

・子どもの身体活動量と骨強度

・朝食欠食と学習状況,肥満

・ヨガと血圧

・ランニングの効率

・知的障害児の肥満と体力,身体活動量,骨密度,運動スキル,柔道,卒業後のスポーツ活動

・小学生のマット運動,逆上がり,バスケットなどの運動技能

<オフィスアワー>月5講時。メールでアポを確認のこと。

 

富樫泰一(とがしたいいち) D203-2 taitogashi@gmail.com

主な研究分野は,スポーツバイオメカニクス・スポーツ医学(整形外科領域)・水泳・水中運動。

主な研究テーマは,各種運動の動作分析及び計測・分析方法の開発,スポーツ障害・外傷の発生機序と予防に関する研究、水中運動の効果に関する研究。

 考えられるテーマの範囲は,動作分析や力量計測で得られたデータの解析から,各種運動のトレーニング法・指導法・リハビリテーションの評価,スポーツ障害や外傷の発生メカニズムの解明等への応用。学生に求める条件として,人間の「動き」に関して深い関心があることが望ましい。

<過去の卒業研究のテーマ>

・バスケットボールにおけるワンハンドシュートのバイオメカニクス的研究

・テニスのサーブのバイオメカニクス的研究〜球種の違いによる上肢とラケット運動の分析〜

・大学女子ハンドボール選手におけるフェイント動作の3次元動作分析による

前十字靱帯損傷因子の解析

・球種の違いにおける投球動作の3次元動作分析

―ストレートとスライダーの前腕の回内・外動作に着目して―

・バレーボールのスパイク動作における上肢の3次元動作分析

〜クロススパイクを速く打つための前腕の動きに着目して〜

・パワーバランスが体のバランス能力に及ぼす影響についての検討

<オフィスアワー>

水・木・金曜日 1200-1300 アポはメールで。

 

勝本 真(かつもとまこと) D206-1 makoto.katsumoto.33@vc.ibaraki.ac.jp

 勝本研究室では,1)ボール運動の技術指導に関する研究,2)ボール運動のゲーム分析に関する研究,3)小中学校におけるボール運動の教材としての教科教育的研究の3つが主な研究テーマになっている。 1)は,画像分析を用いて様々な動作の分析し,基本技術を解明している。2)は,チームの得点力を構成する要因や選手のポジショニングなどを様々なデータを解明し,ゲーム分析項目の貴重な資料を提供している。 3)は,小中学校の授業に、新しいルールを導入したタスクゲームを開発したり、小学校の教材として導入されたソフトバレーボールの教材開発などを行っている。このように、いくつかの研究手法を応用して、様々なボール運動を分析対象としてとらえながら、研究を進めることができる。研究室では、メールの活用も含めコンピュータを使った分析処理を中心として活用するため、ゼミ生は自分のパソコンを所有することが必要である。

<ゼミ生の卒業研究のテーマ>

・ソフトテニスにおける「生成」に関する研究

・中学校バレーボール授業におけるドリル教材の開発―アンダーハンドパスの送り出し動作の習得―

・バレーボールにおけるジャンプトスに関する動作分析

・オーバーハンドスローの動作習得からみる両側性転移の可能性

・小学校のハンドボールゲームにおけるオフェンスに関する一考察

<1月中のオフィスアワー>

火曜日10:3012:00、他の曜日でも、メールで連絡を取った後、面接することが可能である

 

加藤敏弘(かとうとしひろ) A215 toshihiro.kato.bsk@vc.ibaraki.ac.jp

 バスケットボールのコーチングを中心にボールゲームの技術・戦術について学び、教師や指導者としての在り方などについて運動部活動や総合型地域スポーツクラブの運営などを通して考える。また、身体について呼吸法、太極拳、ヨガなどの実践を通して考えながら、リラクゼーションが心身に及ぼす影響について研究する。身体教育とスポーツ教育と健康教育の有機的な連携について原理論的に考える。

<最近の卒業研究テーマ例>

・投球プロセスと投手の行動・しぐさに関する一考察〜場面展開時に着目して〜

・ベースボール型競技における投手の心理に関する研究―捕手が与える影響に着目して―

・戦術理解がソフトテニスの継続に与える影響

・理想とするリーダー像の有無がチームのまとまりに与える影響

・個々人の集中力がチームに与える影響

・NPO法人によるスポーツクラブの運営の実態−社会人野球クラブの場合−

・身体感覚の変容が重心移動に及ぼす影響

<1月中のオフィスアワー>

火曜5限 ※事前にメールで連絡をすれば、別日でも可。

 

吉野 聡(よしのさとし) D205 satoshi.yoshino.615@vc.ibaraki.ac.jp

 学校体育を中心にカリキュラムや指導方法論について理論的(指導に関する基本図書や論文の輪読)・実践的な学習活動(模擬授業や児童生徒への直接的な指導)を通して指導者としての力量を高める。また保健体育教師に求められる資質・能力や望ましい研修のあり方について検討する。

<最近の卒業研究テーマ例>

・ゴール型球技で保障すべき技能水準

・ゴール型ゲームにおいて思うようにパスを受けられないのはなぜか

・休み時間における子どもの運動遊びとその便益

・体育科指導における専門的力量の構造

<1月中のオフィスアワー>

 水曜12時から13時 ※事前にメールをいただければ別日・時間帯も可です。

 

上地 勝(うえちまさる) D203-1 masaru.mueji.he@vc.ibaraki.ac.jp

 学校保健,保健科教育,健康教育,公衆衛生学,生活習慣,運動・身体活動などをキーワードに,各自が興味のある文献を紹介し,ゼミ内で議論していく。その過程で卒業研究のテーマを絞り込んでもらう。扱うテーマとしては,

・学校保健に関わるテーマ全般(危険行動,メンタルヘルス,学校安全,健康行動,保健科教育)

・公衆衛生に関わるテーマ全般(体力,身体活動,生活習慣と健康,QOL,健康増進,国際保健,母子保健)

・その他(幼児の発育発達,スポーツ医学,陸上競技)

 などが考えられるが,それ以外でも内容によっては受け入れる。

 ゼミ希望学生には,研究室の活動(運動指導,体力測定,4年生の卒論補助等)に積極的に参加できること,他者との関わりを大切にできることを求めたい。

<過去の卒業研究のテーマ>

・中学生の睡眠習慣とその関連要因の検討

・高校生の運動習慣と抑うつとの関連

・高等学校「保健」学習指導要領の変遷

・幼児の疾走速度と動的調整力・瞬発力及び生活環境諸条件との関連

・女子大学生の骨密度と運動習慣との関連

・女子大学生の月経前症候群とライフスタイルとの関連

・効果的なクーリングダウンに関する研究

・傷害がスポーツ選手の心理に与える影響について

・筋力トレーニングプログラムが中高齢者のQOLに及ぼす影響

・いじめに関する研究の現状と課題

・大学陸上競技選手の心理的競技能力と競技成績

・自覚的コンディションと競技パフォーマンスとの関連

<オフィスアワー>

木曜5限を基本としますが,それ以外の時間帯でもアポイントメントを取れば可能です。

 

篠田明音(しのだ あかね) A209 akane.shinoda.marron@vc.ibaraki.ac.jp

 広義には、動きの発生を支援する課題設定の仕方について考えていきます。狭義には、学校体育における領域「ダンス」を取り巻く事柄について一緒に考えていきたいです。例えば、多様な感性を持つ学習者に対し、この領域で何を学ばせるべきなのか。指導者の姿勢はどうあるべきなのか、等。問いに対する答えを誰かに問うのではなく、自身に問い質す中で、自分らしい指導者像を見つけ、実践を通じてその指導者像に近づく方法を共に探求していきたいと考えています。実践の場は、大学内の活動に見出し、少しずつ地域へと発信することができれば嬉しいです。この活動が可能になれば、活動の運営面について学ぶ機会も増えると考えます。

<最近の卒業研究テーマ例>

・ブレイクダンスの指導に関する事例研究

・ブレイクダンスにおける「トーマス」と体操競技における「開脚旋回」の違い

・児童・生徒の学習意欲について

・保健体育における指導の在り方に関する研究

・異性に対する指導について

・音楽が人の行動に及ぼす影響について 等

<1月中のオフィスアワー>

メールでアポイントを取り、面談の日程を調整する。

 

渡邊將司(わたなべまさし) D210 masashi.watanabe.1978@vc.ibaraki.ac.jp

 専門は発育発達学、形態学、測定評価、体力トレーニング、陸上競技である。発育発達学はからだの発育・成熟、体力の発達、相対的年齢効果(早生まれの子どもの体格・体力差に関する問題)について、形態学は身体のサイズ・形・組成と運動との関係について、測定評価はテストの妥当性・信頼性・簡便法の確立について、体力トレーニングは、おもにトレーニング実験(筋力、持久力など)を実施、陸上競技はおもにパフォーマンス分析や指導方法に関する研究ができる。3年前期にはさまざまな測定機器の使い方を学び、実際に測定する。後期には統計学を学んだ後に、各自で関心をもった学術論文の内容をまとめて発表し、卒業研究につなげる。卒業研究は4年間の学習の集大成と捉えているので、入念に準備し研究を進める方針である。また、私のゼミは附属学校・園や他の研究機関と共同研究を進めているので、学外での研究活動に積極的に参加できる学生を求める。

<これまでの卒業研究のテーマ>

・小学生における痩せと体力との関係

・足アーチ構造が跳躍能力に及ぼす影響

サッカーにおけるタレント発掘・育成に関する文献研究

・早生まれで体力が高い子どもの特徴

剣道におけるプライオメトリックストレーニングの有効性

<最近の関心事>

・競技者の身体組成のシーズン変化とパフォーマンスとの関係

・幼少期に運動スキルを獲得することの将来的効果

・高等学校でも部活を継続する要因分析

・発達に合わせた体育授業における段階的指導(陸上、体つくり運動など)

1月中のオフィスアワー>

メールでアポイントをとり、面談の日程を調整する

 

大津展子(おおつのぶこ) D204  nobuko.otsu.1008@vc.ibaraki.ac.jp

専門は、体育科教育学・ソフトボールである。授業やゼミでは、小学校・中学校・高等学校の体育授業における教材研究と模擬授業とその分析を主に行う。さらに、子どもたちの社会的な意識や行動(ルール・マナー・エチケットなど)の変容についての検討とそれに関連した教師行動についても検討していきたい。また、授業やゼミで学校現場に訪問することがあるため、学外での研究活動に積極的に参加できる学生を希望する。

<これまでの卒業論文テーマ>

・中学校体育授業における下位児に関する研究

・運動有能間と体力の比較検討

・児童生徒が意欲的に取り組む表現運動系およびダンスの授業の研究 ―教師の言葉かけに着目して―

・中学校体育授業におけるベースボール型の教材研究

・少年サッカーにおける保護者と選手の意識に関する研究

・健康の意識が女子野球部員に及ぼす影響

・体育授業における技能習熟速度に関する研究 ―ゴール型教材を活用して―

・下位教材の理解と実践に関する研究 ―大学の体育科教育法の履修者を対象として―

・ベースボール型教材の授業づくりとその有効性

・保健体育の教師を志す学生の運動有能感に関する研究

<面接について>

水曜10:3013:00の間に行う。面接を希望する学生はメールにて連絡を!面接時間などの詳細は、面接希望学生の数や時間希望などを考慮し、メール返信にて連絡する。

 

中嶋哲也(なかじまてつや) D103 tetsuya.nakajima.anthropology@vc.ibaraki.ac.jp

専門はスポーツ人類学、体育・スポーツ史、武道論。スポーツを文化として捉え、地域・時代を問わず、各国の国民や民族がスポーツをどのように生の様式に組み込んでいるのかを研究しています。

ゼミの方向性としては、アイデンティティ、伝統と近代、身体技法、伝承、規範、精神文化、などをキーワードとして、各学生が興味あるスポーツ種目に関して、部活動、ジム(道場・クラブ含)、祭礼・儀礼といった場をフィールドワーク(実地調査)し、調査報告書(民族誌)の作成を目指します。

ゼミでの具体的な作業としては、3年次の前半期に各キーワードや研究手法に関する専門書・論文を講読・議論し、理解を深めます。後半期は自身の興味ある課題について発表してもらう予定です。これらは4年次の卒業論文を見据えた準備なので、2年間、粘り強く研究課題と向き合える学生を歓迎します。

興味を持った方はメールでアポイントをとってください。

 

■資料室
卒業論文 修士論文
年度 中間プロ 卒論プロ  
96年度入学 H11年度 H11年度
97年度入学 H12年度 H12年度
98年度入学 2001 H13年度 アルバム
99年度入学 H14年度 H14年度
00年度入学 H15年度 アルバム
01年度入学 H16年度 H16年度 アルバム
02年度入学 H17年度 アルバム H17年度
03年度入学 H18年度 アルバム H18年度
04年度入学 H19年度 H19年度 アルバム H19年度
05年度入学 H20年度 H20年度 アルバム H20年度
06年度入学 H21年度 H21年度 アルバム H21年度
07年度入学 H22年度 H22年度 アルバム H22年度
08年度入学 H23年度 H23年度 アルバム H23年度
09年度入学 H24年度 H24年度 アルバム H24年度
10年度入学 H25年度 H25年度 アルバム   H25年度
11年度入学 H26年度 H26年度 アルバム H26年度
12年度入学 H27年度 H27年度 アルバム   H27年度
13年度入学 H28年度 H28年度 H28年度